「人の子よ、ぶどうの木、森の木のうちにあるぶどうの枝は、ほかの木になんのまさる所があるか。
イスラエルは実を結ぶ茂った ぶどうの木である。 その実を多く結ぶにしたがって、 祭壇を増し、 その地の豊かなるにしたがって、 柱の像を麗しくした。
わたしはあなたを、まったく良い種の すぐれたぶどうの木として植えたのに、 どうしてあなたは変って、 悪い野ぶどうの木となったのか。
わたしたちは早く起き、ぶどう園へ行って、 ぶどうの木が芽ざしたか、ぶどうの花が咲いたか、 ざくろが花咲いたかを見ましょう。 その所で、わたしはわが愛をあなたに与えます。
わたしは谷の花を見、ぶどうが芽ざしたか、 ざくろの花が咲いたかを見ようと、 くるみの園へ下っていった。
われわれのためにきつねを捕えよ、 ぶどう園を荒す小ぎつねを捕えよ、 われわれのぶどう園は花盛りだから」と。
いとすぎよ、泣き叫べ。 香柏は倒れ、 みごとな木は、そこなわれたからである。 バシャンのかしよ、泣き叫べ。 茂った林は倒れたからである。
それゆえ、シオンはあなたがたのゆえに 田畑となって耕され、 エルサレムは石塚となり、 宮の山は木のおい茂る高い所となる。
天よ、歌え、主がこの事をなされたから。 地の深き所よ、呼ばわれ。 もろもろの山よ、林およびその中のもろもろの木よ、 声を放って歌え。 主はヤコブをあがない、 イスラエルのうちに栄光をあらわされたから。
いちじくの木はその実を結び、 ぶどうの木は花咲いて、かんばしいにおいを放つ。 わが愛する者よ、わが麗しき者よ、 立って、出てきなさい。
主の言葉がわたしに臨んだ、
その木は何かを造るために用いられるか。また人はこれを用いて、器物を掛ける木釘を造るだろうか。
しかしこのぶどうの木は憤りによって抜かれ、 地に投げうたれ、東風がそれを枯らし、 その実はもぎ取られ、その強い幹は枯れて、 火に焼き滅ぼされた。
